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20%割引
大人500円→400円
小中学生250円→200円
*他の割引券との併用不可
*会計前にご提出をお願いします。(会計後のご利用は不可)
*クーポン1枚につき5名様まで有効
営業時間、料金、クレジットカードが使える場所・内容など、予告なしに変更される場合があります。
必ず、ホームページ参照、又は、直接、ご利用施設へお問い合わせお願いします。
原則として毎月第2・第4水曜日
及び年末年始(事前にご確認ください)
AM9:00~PM5:00
(入館は4:30まで)
大人500円・小中学生250円
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明徳元年(1390年)本願寺五代綽如上人(しゃくにょしょうにん)は、後小松天皇の勅許(ちょっきょ)天皇より命令が下ることにより井波別院を創設したが、いく度か焼失しそのつど再建された。特に江戸時代中期、瑞泉寺本堂再建のおり、本堂彫刻のため、京都本願寺より、御用彫刻師・前川三四郎が派遣(命じて出向かせること)され、このとき地元大工・番匠屋九代七左衛門ら四人がこれに参加し、前川三四郎について彫刻の技法を本格的に習ったのが井波彫刻の始まりである。
寛政四年(1792年)瑞泉寺勅使門(ちょくしもん)菊の門扉、両脇に彫刻した「獅子の子落とし」は七左衛門の代表作で、狩野派風な図柄で浮き彫りの技法が駆使され、日本彫刻史上の傑作とされている。
以後、その門流が江戸時代末期頃まで主に神社仏閣彫刻などにその技法を競っていた。明治時代に入ってから寺院欄間に工夫をこらして新しい住宅用の井波欄間の形態が整えられ、特に初代・大島五雲は欄間彫刻の研究に没頭して新生面を開いた。
昭和に入ってからも、寺社彫刻は活発で、東本願寺・東京築地本願寺・日光東照宮など全国各地の寺社・仏閣の彫刻を数多く手がけ、それと並行して一般住宅欄間・獅子頭など・置物にも力が注がれた。
現在、名工らの子孫によって受け継がれてきた伝統ある「井波彫刻」は時代の流れとともに豪華さを誇った寺社彫刻から民家の室内彫刻へと多くは移り変わっており、なかでも住宅欄間はその主力となっている。
昭和22年に井波彫刻協同組合を結成し、昭和50年には通産大臣より伝統工芸品の指定を受けた。そして現在では伝統工芸だけでなく、日展などへの作家活動も盛んである。
過去220年にわたって、培われてきた技術の集積がいま伝統となって欄間をはじめ獅子頭・天神様・衝立・パネルなどのなかからうかがえる。